知っ得!
このページは、バウンドテニスに関して知っておくと『便利だなぁ〜』って思えることを書き留めています。
ただ今、みなさんからの『知っ得!情報』を募集しています。掲示板または、メールにてお寄せ下さい。
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黒タオルさんの『ガット講座』
三野BTC Aさんによる『力作!自動球出し機』
取材者 R.Shiota
取材協力 三野バウンドテニスクラブAさん、Oさん。
今回は、黒タオルさんも所属されている『三野バウンドテニスクラブ』で若い人たちの師匠的存在のAさんが自作された『自動球出し機』をご紹介致します。

まずは、全貌をご覧ください。

細部の説明は省略させて頂きますが、結構細かなところにAさんのご苦労と工夫が盛り込まれています。

実際に球出しをするときは、上部の挿入口からボールを一つずつ入れていきます。

すると、ボールが上下の円盤上のものの間から程よいスピードで出て行きます。

以下はボレー練習での使用例です。

私も使わせて頂きましたが、ボレー練習にはスピード的にはすこぶるいい感じでした。

基礎練習などで充分な威力を発揮するのではと思いました。

これからこの『自動球出し機』が活躍する場が増えることを期待しています。

黒タオルさんの『ガット講座』
黒タオルさんの『ガット講座』
黒タオルがバンテに出会って早くも○年。
経験も無く、動きも鈍い。そんな黒タオルが悪戦苦闘の末、今に至るには本当にホントに色々な試練、協力、歓喜、後悔、苦悩、そして挫折がありました。
黒タオルがバンテをはじめた頃は、香川も他県への試合もあまり出場せず、四国大会に出場しても誰にも相手にされない、誰もわからない。そんな時期でしたが、それも少しずつレベルを上げ、経験を積み、交流を深め、この○年でやっと他県の方とも顔見知りとなった気がします。
そして、その間には、色々な仲間からのアドバイスや練習方法、沢山の事を学んできました。
それを個人持ちにするのは勿体無い。みんなに分け与えて香川のレベルを上げよう。そう思い今回の企画を考えたのです。

なので、今回は『バンテの上達道』といたしまして、
  • 悩んでいるあなたへ
  • 近道をしようとしているあなたへ
  • 落ち込んでいるあなたへ
  • 何をすれば上達するか
を、勝手に講座いたします。



【打ち方とフォーム、そして動きとテイクバックについて】
これは基本ともなることですが、それでいて打ち方とフォームには個人差と個性があり、
「なにが正解なんだよー」
と真剣に悩まれていることと思いますが、もう一度よく考えて見ましょう。
  1. 「打つ」とはボールをガットのスィートスポットに当てることを言います。
  2. 「フォーム」とはラケットの振り方を言います。
  3. 「動き」とはボールの場所までを言います。
  4. 「テイクバック」とはボールを迎える準備を言います。
皆さんは、どの様に打っていますか?
どの様なフォームで?

答えは打ち方もフォームも夫々の好きなように!です。

「なんじゃそりゃ〜」という方も居るでしょうが、それはそうなので仕方がありません。
しかし、しかしですよ!
ここで黒タオルが皆さんに言いたいのは、打つ+フォームと動き+テイクバックは別物という事。

皆さんはボールが飛んできたらどうしてるでしょうか。
ボールを打つコースに動き、打つ手前でテイクバック+フォーム+打つ、を行っていませんか?

それでは遅いのです。
あんな小さなボールを打つのに、動き・テイクバック・フォーム・打つ、の4つの動作なんて出来る訳がございません。

サーブレシーブを思い出してください。
どんなサーブでも4つの作業をこなさないといけないから難しいではありませんか。

ではどうするか。

それは・・・
  • ●動き+テイクバック
  • ●フォーム+打つ
に分けることです。

ゴルフのスイングでよく言われる、@〜A〜Bをバンテに置き換えると
  • @を動き
  • Aをテイクバック
  • Bをフォーム+打つ
とすると
@〜A・Bです。

AとBが同時進行ではいけないのです。むしろまったく別動作と考えましょう。
これをしっかり身に着ける事がバンテの基本。
そうすれば、どの様なフォームでも、コース打ち、強打、ラリー、ドライブも出来るようになる筈です。


【バンテの取り組み方について】
みなさんも必死になって真剣にバンテ道を貫いているとは思いますが、練習時等、どの様に取り組んでいるでしょうか?

そこで、今回は取り組み方といたしまして、今まで黒タオルが経験したり、体験したりしながら繋がっていった仲間からの言葉をこちらで紹介しようと思います。
課題:練習には課題を設けること。
各試合の周期と一ヶ月、その日に行う課題を掲げること。
目標:自らをライバルとする。
自分に問いかけ、自分に打ち勝ち、自分に嘘をつかない練習を行うこと。
集中:集中力を高める。
特に夏は集中力散漫になりがち。暑いからこそ、その時に練習量を増やし、集中力を高めること。
笑顔:とにかく笑顔で接すること。
怒らない。いつも楽しんで行うと、周りからの情報も増えてくるので、それを武器にする。
等です。

ホントは会話方式で書きたかったけれど、難しかったので、格言方式で書かせて頂きました。
まだまだ沢山教わったことは有るけれど、いきなり全てとは行きませんので、取り組み方については以上です。


と、言うわけで、今回の勝手に講座は二つの事を書かせて頂きました。
もっとみんなが楽しめて、上下左右に繋がり、そしてみんなのレベルが上がることを願ってこの様な機会を作りました。
納得の行かない事もあるでしょう。理論の違いもあるでしょう。
しかし、皆さん勝利を嫌う方は居ないはず。
楽しいことを辞めるのも辛いはず。
だったら、もっと楽しんで、分かち合ってバンテ道、貫こうではありませんか。

こうして書いている黒タオル本人もまだまだ未熟者ですが、折角出会えたバンテを宝と思い、大切にして行きたいので、これを読んだ皆さんも、夫々に何かを感じ、そして少しでも前に進める起爆剤として受け入れてくれれば幸いかと思います。

この次は有るか無いかは分りませんが、今回はこの辺で。

黒タオルさんの『ガット講座』
黒タオルさんの『ガット講座』
【その1】
こんにちは。黒タオルでございます。
  • 日々前進!
  • 日々精進!
  • 日々努力!
  • 日々前へ!
覚悟と信念を持ち、そして笑顔を忘れない練習を志してバンテ道を勤しんでおりますが、やはり新しいこと、変わろうと努力をしようとすると、かならずそこには壁が立ちふさがってしまいます。
例えば、フォーム固めのために素振りをし、壁打ちをし「よし!いい感じ♪」と、いざ乱打を行うと、球すじ、スピード、勢い、動きets・・・。
その一球一球が変わり、出来ていたはずのスイングはどこへやら・・・。
皆さんはそんな経験はお有りでしょうか?
  • 何故、飛ばない?
  • 何故、ひっかかる?
  • 何故、力む?
  • 何故!何故?何故だー!!
そんな事を考えていると、先日あることに気がつきました。

それは・・・

『グリップ』

そう!グリップなのです。
私し、黒タオルは現在使用しているラケットのグリップを購入時に一度レザー部分をほどいて適度に削り、少々細めに改良を施しております。
それは、少しでも細い方が握り締めた時に力が入り、いざインパクトする瞬間に力が入り易い様に考えたから。
確かに力は入ります。強打力も上がります。
しかし、今回考えた結論は真逆でした。
力が入る=遅い
力が入る=固まる
力が入る=フォームが崩れる
何故か?
それを思ったのは「素振りの時には力んで無いじゃないか!」です。
勿論、ブリップを太くしたからと言って、力が入らない訳ではありません。
目指すは、我が手に合った程よい太さのフィット感!
それが改善されれば、ボールを迎える時のラケットのテイクバック時に無駄な力も入らないはず。
そうすれば力みも減少。フォームも安定。
今回はそう考えたのです。
成れば実行あるのみ!
早速、グリップを修正、そして実戦練習です。
で、練習を行なった結果、
「力みは減少されたかな?」が現在の感じるところです。
勿論、まだまだこれからどうなるかは解りませんが、これも前向き練習のひとつだと思い、楽しみを持って精進、精進♪
ちなみに現在の『正宗』『パンサー』『ビクトリー』のラケットと、以前の『GX』『プロ』シリーズのラケットではグリップの作りが違うの、ご存知でしょうか?
以前のラケットは各グリップ内が8角形にしっかりと模られていて握り締める場所や感覚が判り易い様になっていますが、一度違和感を感じると、なかなかしっくり来るまでに時間がかかったものです。

現在のラケットは各グリップ内の四方に少々の補強が施されているだけなので、丸みがあり面作りの感覚が掴みにくい様に思いますが、慣れれば手にフィットして思うように馴染む優れものです。

どちらも考えて作られているだけに奥深いものがありますが、プレイだけで無く、そんな事も考えながらバンテを行うのも楽しいものですよ。
これもバンテ中毒の症状のひとつですね♪

【その2】
さて、先日こちらのカキコミでもラケットのグリップの事を書かせていただきましたが、新たに衝撃を受けるほどの魅惑のグリップ法を発見?聞き入れました。

それは、同クラブの方の使用しているグリップが奇跡的に目に止まった事が始まりなのですが、なんと、エンド?とトップ?の太さが違うではありませんか!!
それは、グリップエンドからガットに向かって太いんですよ。
そう!太くなっているんです!!
当然、理由を伺いました。すると・・・

「グリップが同じ太さだと人差し指に力が入り小指で握り締めれないから、手首に力が入り綺麗に振り切れない」

だって!!

おー!!まさにその瞬間、目から鱗でした。
確かに小指を曲げても手首は動く。
では、人差し指はっと・・・!?あれ?動き・・・に・・く・い・・・。なんかつっぱる?

そうか!そうなんだ―――!!(゚Д゚;)!!―――

それを知ってしまった黒タオルは早速グリップ改造です。

で、さっそく実戦開始。

たしかに楽々振れるではありませんか。
感じで言うと、今までがブンブン丸なら、これは、ヒュンヒュン丸ってところですか。
、ヽ`(~д~*)、ヽ`
練習の途中で、少し太すぎたかな?って違和感がありすぎたため、少し微調整を行いましたが、これは使えるかも?です。

いやはや、奥が深いと以前から言っていましたが、まさに今回の事も激レア発見。
そして、やはり皆さんも「バンテ中毒なんだなぁ〜♪」と感じました。

今回のグリップの説明は読んでいても意味が解らないと思いますが、それは許してくださいね。
どうしても見たい方は黒タオルを発見してください。
現物を見ないとこの斬新さは伝わらないかなぁ〜って感じです。

まぁ、今回も長々と書いてしまいましたが、香川の皆さん、今月末には練習会があります。
レベルアップのこのチャンスをしっかり活用して尚いっそうのバンテ中毒になろうではありませんか♪

では、またいつか。

黒タオルさんの『ガット講座』
黒タオルさんの『ガット講座』
バウンドテニスのガットは大まかに3種類あります。
  1. 軟式用ガット(25〜35ポンド)
  2. 硬式用ガット(40〜60ポンド)
  3. BTC純正ガット(30〜35ポンド)
  (ポンドは硬さを意味します。なので数字が上がるほど硬くなっていくと言う事です。)
【硬いガット】
硬いとボールが当たってもガットに粘りが無く、すぐ弾いてしまいますので、反発力が低下してしまうことから、スイングスピードが速く、強打者向け。となります。
そして硬さが増すにつれ、ミートスポット(ガットがボールを対応できる大きさ)が小さくなりますので、正確なスイングが要求されます。
まぁ、力の強い方や強打スタイルの方には適していると言えるでしょう。
勿論、打った時の打球感はグリップから持ち手にストレートに響いてきます。

【柔らかいガット】
柔らかいと、ガットの反発力が強いのでかなり飛びます。力の要らないスイングでもかなり飛びます。
そしてミートスポットも大きいので、どこに当たっても飛びます。
なので強打するとコートから出ることもあるので、ガットの柔軟性を生かしてストレートに振らず、ドライブをかけてスイングするか、力を売りにせずコンパクトにスイングする方にお奨めします。
まぁコントロールプレイヤーを望む方にお奨めでしょうか。勿論打球感は少ないのでヒッティング感は少ないでしょう。

【ガットの種類】
大まかに
  1. ドライブ
  2. パワー
  3. コントロール
  4. オールラウンド
  5. 耐久性
と、5種類ほどのジャンルがあります。これはガットの表面の形を表記しています。

ガットは良く見るとそれぞれ小さな編みこみで形成されており、ボールがどの様に食付くかによって種類分けされております。
目に見えてねじれている物もあれば、表面をコーティングされているものもあります。
選び方は難しいけれど、それはそれぞれ使用してみないと効力は・・・です。

長々と説明しましたが、使用するプレイスタイルに応じてガットの硬さと種類を決めていく必要があると言う事ですね。
黒タオルの知っているか限りでは、ガチガチの50ポンドで固めている強打者もいれば、30ポンドで緩めの強打者もいるので、やはり選ぶのは個々のラケットの振り方に合ったガットを選ぶことが重要と考えています。
ちなみに黒タオルは、裏打ちでドライブが強くかかった強打が打ちたいので、40ポンドと固めの張りにしたうえで、パワー系の硬式ガットを使用しております。

参考になったでしょうか?
狭いコートで打ち合うバンテだからこそ拘りたいアイテムのひとつですが、コレが難しくて、楽しくて、そして夢中になって、中毒に・・・。
沢山の競技があるけれど、これほどまでに個人の道具に対しての選択肢があるのも驚きですね。



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